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「地方でアニメが満足に見れない」格差を解消する4つの方法【無料あり】

地方 アニメ 見れない

「新作アニメのTV放送がない地域でも見れる方法はある?」

「都市部に移住しなくても、地方格差なくアニメを楽しみたい」

このような悩みを解決します。

実際に東京を始めとする都市部と、田舎などの地方では、TV放送される新作アニメの数に差があります。 

特に関東圏では「TOKYO MX」や「テレビ東京」といったアニメに強い放送局が見られます。  

このような現状に「地方住みはアニメの少なさを我慢するしかないのか…」と嘆いている人も多いでしょう。

しかし実際にそんなことはありませんし、解消する方法があります。

ということで今回は「地方住みのアニメ格差を解消する4つの方法」を紹介します。

ヨシ

この記事を書いている僕自身も地方住みで、以前は「アニメ放送の地域格差」を感じていましたが、今では満足にアニメを楽しんでいます。

【本記事のトピック】

  • なぜ地域によってアニメ放送に格差が生まれるのか
  • 地方でも新作アニメを豊富に見る方法【4つ】
  • アニメを見るのにおすすめの動画配信サービス【無料2選、有料5選】

本記事を読めば、地方住みでもアニメ格差を感じず新作アニメを楽しめる方法が分かり、今後のアニメライフがより充実します。

本記事では「地方でも新作アニメを豊富に見る方法」をいくつか紹介しますが、結論としておすすめは「有料の動画配信サービス」を利用する方法です。

僕自身も長年動画配信サービスでアニメを見ており、利用者としておすすめの理由が以下です。

【結論】地方住みは「有料の動画配信サービス」がおすすめ! 

理由①「新作アニメをはじめ、数百〜数千作品が常に見放題」

理由②「TV放送で見る場合に比べ、CMがなく録画も不要」

理由③「ダウンロードして外での空き時間に見れる」

理由④「スマホ・タブレット・PC・TVとマルチデバイスで見れる」

理由⑤「初回は無料体験で試せる上、いつでも簡単に解約できる」

アニメを見るのにおすすめの動画配信サービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。

≫ アニメ見放題のおすすめ動画配信サービス7選【比較・特徴から選ぶべきサービスが分かる】

なぜ地域によってアニメ放送に格差が生まれるのか

そもそもなぜ、地域によってアニメ放送に格差が生まれるのでしょうか。

この点について調査したところ主に以下の3点が挙げられます。

  1. 視聴可能な民法放送局数の違い
  2. 「TOKYO MX」の有無
  3. アニメ制作にかかる予算の問題

①視聴可能な民法放送局数の違い

そもそも全国47都道府県では、視聴可能な民法放送局の数が違います。

以下の画像は各地域の「民法テレビ視聴可能局数」を示したものです。

出典:Wikipedia「民法テレビ全国四化波」

上記画像で分かるように、全国で民法キー局5つが全て映る地域は、関東圏をはじめ近畿や北海道, 福岡など一部の地域です。

また、14の県では視聴できる民放放送局が3局以下となっています。

中でもアニメ放送が多い「テレ東」にいたっては、系列局も含めて映るのは関東圏を含む14の都道県と限られています。

このように「視聴可能な民法放送局数」の格差そのものが「アニメ格差」に繋がっています。

②「TOKYO MX」の有無

東京全域と関東圏の一部で視聴できるローカル放送局「TOKYO MX」の有無も、アニメ格差に大きく関係します。

TOKYO MXでは豊富な新作アニメや、近年放送された準新作の再放送など見れるほか、民法ではMXでしか放送されないアニメもあります。

そのため「TOKYO MX」が見れるかどうかでも、TV視聴可能なアニメ作品数に影響します。

公式によると、TOKYO MXが受信できるのは以下画像の地域です。

出典:TOKYO MX 視聴ガイド

③アニメ制作にかかる予算の問題

もう一つ「アニメ制作にかかる予算の問題」があります。

各アニメ作品には製作委員会が存在し、作品ごとに使える予算がある程度決まっています。

そして新規アニメの多くは、放送したい局の枠を購入する形でTV放送を実現しています。

そのため全国で視聴できるようにするには多くの予算が必要となるため、人口が少ない地方の放送局の枠を買うのはコスパが悪いということです。

また、地方ではアニメショップやアニメイベント, 劇場版アニメの放映なども少ないことから「アニメ関心度の低さ」が懸念され、放送が実現にしにくいという事情もあるでしょう。

「地方でアニメが満足に見れない」を解消する4つの方法【無料あり】

ここからは「地方でもアニメ格差を感じず新作アニメを楽しむ方法」として、以下4つの方法を解説します。

  1. BS(衛星放送)で見る
  2. スカパーの有料アニメチャンネルで見る
  3. 無料の動画配信サービスで見る
  4. 有料の動画配信サービスで見る【おすすめ

上記の中には無料と有料の方法があり、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

①BS(衛星放送)で見る

BS(衛星放送)は全国共通の放送内容で、「BS11」をはじめ豊富な新作アニメが放送されています。

現在BS放送が映る環境であれば無料で視聴でき、配信だと独占されている新作アニメも見ることができます。

無料で豊富なアニメを見る方法としては最もおすすめです。

しかし現在BSが映らない環境の場合、アンテナの取り付けやケーブルテレビの加入などで数万単位の費用がかかります。

≫ BSの視聴に必要なものと方法を紹介!方法別のメリット・デメリット

また、新たにBS放送を受信する場合は、BS受信料(月額2,170円)もかかります。

もし今後引っ越す際には、事前にBS放送が映る環境かどうか必ず確認するようにしましょう。

BS放送で見る【メリット】
・現在BS放送が映る環境であれば無料で視聴できる
・ほとんどの新作アニメを放送している(8〜9割)
・配信だと独占されている新作アニメも見られる
・録画してDVDに落とせば半永久的に見られる
BS放送で見る【デメリット】
・現在BSが映る環境にない場合、工事やケーブルテレビ加入等で数万円の費用がかかる
・賃貸など住まいによっては、アンテナの取り付けが不可の場合もある
・アンテナで受信する場合、気象によって配信が乱れるケースがある(実体験)
・最速放送日から数日遅れて放送されることがほとんど
・録画する手間とハードディスク容量を圧迫する
ヨシ

僕自身も長らくBS放送メインで新作アニメを見ていましたが、現在は独占配信されていて見れないアニメを見る時に利用しています。

②スカパーの有料アニメチャンネルで見る

スカパーを視聴するためには、1つ前に紹介した「BS(衛星放送)で見る」と同じで、アンテナの取付やケーブルテレビの加入が必要な場合があります。

スカパーのチャンネルを契約する場合、スカパーの基本料429円+各チャンネルの料金が月額でかかります。

≫ スカパーの視聴方法(公式)

アニメが楽しめる主な専門チャンネルは以下の3つです。

  1. AT-X【月額1,980円】
  2. アニマックス【月額813円】
  3. キッズステーション【月額813円】

①AT-X【月額1,980円】

キャッチコピーは「ワンランク上のアニメ専門チャンネル」。

豊富な新作アニメや人気アニメ、OVAやオリジナル声優番組などを放送。

「アニメの規制解除版」が放送される点が特徴で、アニメ放送中はCMがない点も良い。

②アニマックス【月額813円】

キャッチコピーは「アニメを見るならアニマックス」。

新旧問わずセレクトした人気アニメのほか、オリジナル番組もあり。

昼夜間はファミリー向け、深夜はコアなアニメファン向けと幅広い世代をターゲットにしている。

③キッズステーション【月額813円】

コンセプトは「家族で楽しめるこどもアニメ専門チャンネル」。

子ども人気が高いタイトルや親世代が楽しめる名作アニメに加え、ためになるオリジナル知育番組などを放送。

小さな子どもがいるファミリー層におすすめ。

ヨシ

深夜アニメを重視するなら規制解除版も見れる「AT-X」がおすすめ。アニマックスは「AT-X」と「キッズステーション」の中間的存在ですが、深夜アニメはあまり多くありません。

スカパーの有料アニメチャンネルで見る【メリット】
・規制解除版アニメやオリジナル番組が見られる
・録画してDVDに落とせば半永久的に見られる

※規制解除版アニメが見られるのはAT-Xの場合
スカパーの有料アニメチャンネルで見る【デメリット】
・現在BSが映る環境にない場合、工事やケーブルテレビ加入等で数万円の費用がかかる
・賃貸など住まいによっては、アンテナの取り付けが不可の場合もある
・アンテナで受信する場合、気象によって配信が乱れるケースがある(実体験)
・動画配信サービスと比べ、月額料金が高いわりに視聴できるアニメが少ない
・録画する手間とハードディスク容量を圧迫する

③無料の動画配信サービスで見る

無料で新作アニメを見たいなら、動画配信サービスを使うのも手です。

もしくはアプリをスマホ・タブレットでダウンロード、もしくはWebサイトへアクセスするだけ、会員登録も不要なので手軽です。

特に現在BS放送を受信できる環境にない場合、無料でアニメを見る方法は動画配信サービスくらいに限られます。

無料で新作アニメを配信しているおすすめのサイト・アプリは少ないですが以下の2つです。

  1. ABEMA
  2. TVer

※以前は「GYAO!」という選択肢もありましたが、2023年3月いっぱいでサービス終了しました

①ABEMA

ABEMAはアニメやオリジナルバラエティに強い動画配信サービスで、新作アニメは最新話のみ無料視聴が可能。

配信されていない新作アニメがちらほらあるものの、人気どころを多くそろえており、現状無料のアニメ配信サービスとしてはABEMAの1強状態です。

有料のプレミアム会員(月額960円)への移行も可能で、約700作品以上の人気アニメが見放題になるほか、動画のダウンロードも可能になります。

≫【無料版と何が違う?】ABEMAプレミアムのメリット・デメリットから評判までレビュー

以下の記事では「ABEMAプレミアムのアニメ事情」について解説しています。

≫ ABEMAプレミアムはアニメが少ない?作品数や配信状況を他サービスと比較して徹底調査

②TVer

TVerはアニメ以外にもドラマやバラエティなど、豊富なTV番組の見逃し視聴が可能。(基本的に最新回のみ)

ABEMAと違い新作アニメ配信は「ワンピース」「名探偵コナン」「ドラえもん」「ポケモン」など子供向けアニメが中心。

ヨシ

現在、新作アニメを無料かつ豊富に見れる配信サービスは「ABEMA」くらいです。

無料の動画配信サービスで見る【メリット】
・スマホ・タブレット・PCさえあれば無料で視聴できる(TV視聴も可能)
・TV放送で見る場合に比べ、録画が不要
無料の動画配信サービスで見る【デメリット】
・TV放送に比べ、視聴できる新作アニメの数が少ない
・有料の動画配信サービスに比べ、広告動画が入りダウンロードも不可
・有料の動画配信サービスに比べ、過去の放送回が視聴できない
・作品によっては特定のサービス独占配信されていて見れない

④有料の動画配信サービスで見る【おすすめ

最後に紹介するのが、このブログを書いている僕自身も使っていてイチオシの「有料の動画配信サービスで見る」方法です。

「有料」であることを毛嫌いする人がいるかもしれませんが、料金はそこまで高くない上に支払うお金以上の価値があります。

絶対無料にこだわらないのであれば、便利でコスパの良い有料の動画配信サービスがイチオシの方法です。 

色々なサービスを使って分かったアニメ好きにおすすめの「有料動画配信サービス」は以下の5つです。

  1. dアニメストア【月額550円】
  2. U-NEXT【月額2,189円】
  3. DMM TV【月額550円】
  4. Amazonプライムビデオ【月額500円】
  5. Hulu【1,026円】

①dアニメストア【月額550円/初回31日無料】

アニメ専門の動画配信サービスで、見放題のアニメ作品数は5,400作品以上と業界最多。

「アニメだけ見れればOK」ならdアニメストア一択で、アニソンライブや声優ラジオ, 2.5次元舞台等も楽しめます。

≫ dアニメストアのメリット・デメリット&評判をレビュー【利用歴3年のアニオタが解説】

②U-NEXT【月額2,189円/初回31日無料】

アニメだけでなくオールジャンルに強い動画配信サービスで、見放題のアニメ作品数はdアニメストアと並び業界最多。

毎月1,200円分のポイントがもらえ、新作映画や漫画の購入などに使用できる。

無料体験でも600ポイントがもらえる。

≫【料金が高い?】実際に感じたU-NEXTのメリット・デメリットからおすすめな人を解説!

③DMM TV【月額550円/初回30日無料】

新作アニメを豊富にそろえ、dアニメストア・U-NEXTに次ぐ4,600作品以上のアニメが見放題。

dアニメストアと同料金ながら、オリジナル番組やアダルト動画も見放題なのが魅力。

④Amazonプライムビデオ【月額500円/初回30日無料】

「Amazonプライム会員」になることで視聴できる動画配信サービスで、独占や新作のアニメが豊富。

Amazonでの配送料無料や音楽聴き放題など、他のプライム特典も使えて月額500円という抜群のコスパが魅力。

≫【コスパ最強】Amazonプライムビデオのメリット・デメリットを利用歴4年が解説

⑤Hulu【1,026円/初回2週間無料】

日本テレビが運営する動画配信サービスで、日テレ系ドラマやバラエティの配信に強い。

アニメ作品もそこそこ豊富で、操作性や機能面も良しと、総合的にバランスの取れた良サービス。

≫ 知っておくべきHuluのメリット・デメリットを解説【利用して分かったおすすめな人】

いずれのサービスも月額制の有料ですが、初回に限り無料体験で試すことができます。

無料期間でお金を払う価値があるのか確認でき、気に入らなければ無料体験中の解約も可能です。

有料の動画配信サービスで見る【メリット】
・スマホ・タブレット・PCさえあれば視聴できる(TV視聴も可能)
・数百〜数千作品のアニメが常に見放題
・ダウンロードして外での空き時間に見れる
・TV放送で見る場合に比べ、録画が不要
有料の動画配信サービスで見る【デメリット】
・無料の動画配信サービスに比べ、月額料金がかかる
・作品によっては特定のサービス独占配信されていて見れない
ヨシ

今ではアニメを楽しむなら動画配信サービスが最適です。どれもおすすめなので気になったサービスはぜひ無料体験で使ってみてください。安いサービスは月額500円ほどなので、学生でも全然捻出できる金額だと思います。

結局どの方法でアニメを見るのがおすすめ?

「地方住みで新作アニメが満足に見れない」を解消する方法として、以下の4つを紹介しました。

  1. BS(衛星放送)で見る
  2. スカパーの有料アニメチャンネルで見る
  3. 無料の動画配信サービスで見る
  4. 有料の動画配信サービスで見る【おすすめ

「無料で見たい」かつ「現在BS放送が見れる」のであれば無料のBS放送がおすすめで、僕自身も長年BS放送でアニメを見ていました。

また「スカパーの有料アニメチャンネルで見る」方法は、かかる費用が高い割に見れるアニメが少ないので、コスパが悪くおすすめしません。

新作アニメ以外にも色々な作品が見たいなら「有料の動画配信サービス」を使うのがおすすめで、僕自身も動画配信サービスメインにBS放送も合わせてアニメを楽しんでいます。

TV放送と比べた場合の、配信サービスでアニメを見るメリットが以下です。

  • 新作アニメ以外にも、数百〜数千作品が常に見放題
  • TV放送で見る場合に比べ、CMがなく録画も不要
  • 動画をダウンロードして外での空き時間に見れる
  • スマホ・タブレット・PC・TVとマルチデバイスで見れる
ヨシ

各動画配信サービスでは無料体験ができるので、ぜひ使ってみてください。コレさえあれば地方住みでもアニメ放送の格差を感じることはありません!

アニメを見るのにおすすめの動画配信サービスについては、以下の記事をご覧ください。

≫ アニメ見放題のおすすめ動画配信サービス7選【比較・特徴から選ぶべきサービスが分かる】

【最後に】ネットで「違法アップロード動画」を見るのはやめよう

中には「今どきネットでアニメなんていくらでも無料で見れるでしょ」と考える人がいるかもしれません。

しかし2021年1月1日には著作権法で「侵害コンテンツのダウンロード違法化」が制定されました。

これにより違法アップロード動画と知りながらダウンロードした場合にも違法になると明記されました。

また、近年では違法アップロードサイトへの対処が進んでおり「AniTube」や「漫画村」等の有名なサイトも閉鎖しました。

さらに違法なサイトでは詐欺サイトへの誘導や、ウイルスを送り込もうとする悪質なものも多いため危険です。

そして何より「違法サイトでアニメを視聴」すると、制作元に一切お金が入らず、続編やグッズの制作に支障をきたします。

ひいては「アニメ業界の衰退にも繋がる」ということを理解しましょう。

ヨシ

アニメファンとして今後もアニメを楽しんでいきたいなら違法視聴はやめ、本記事で紹介した方法で気持ちよく視聴しましょう。